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2/7 卒業展2023デモ展示 3DとVR

メディア情報分野の卒業展2023では、デジタルコンテンツ研究室から4件のデモ展示を会場教室前のロビーで行いました。

1)3Dプリンターで作るガチャマシン(大門史弥)
大門さんは、「パーツを組み立てて一つの作品にする事」、「パーツが連動して動くメカニズムを作る事」、「自分なりのガチャガチャを3Dプリンターを使って再現する」を研究目的として、ボルト・ナットや景品に及ぶ全てのパーツを設計・モデリング・出力して組み立て、ガチャマシンを完成させました(カプセルのみ市販品)。

動画:ガチャを回す!
ハンドルとターンテーブルとを歯車でスムーズに連動させる仕掛けづくりに試作を繰り返した成果です。

ガチャのデモは大人気でした。

 

2)ドーム型スクリーン映像投影システムの構築(松井和哉)
松井さんは、ドーム型スクリーンで没入映像システムを構築し、撮影したVRコンテンツを体験したりゲームの世界に没入できるデモを行いました。

VR酔いが起きかねないほどの没入感でした。

実験室での試作テストの様子。目の前を人が横切る臨場感が得られました。

 

3)3Dプリンターを利用したスタンドライト製作(佐藤 建)
佐藤さんは、寝室の手元灯りを3Dプリンターで作りました。
LEDの照度を計測し、そのデータに基づいて丁度よい明るさになるよう設計しました。LED・電池・ケーブル以外は全てのパーツが3Dプリンター出力です。

検証のための計測を行ったところ、設計通りの明るさが得られていました。 アームはネジを緩めて昇降でき、明るさを調節できます。

 

4)Unityで作るメタバース空間(有馬伊吹)
有馬さんは、インターネットを介して仮想空間を複数デバイスで共有するメタバースシステムをUnity開発環境上に構築しました。

山あり谷ありに構築したAMIRAワールド。鬼ごっこ(かくれんぼ?)を楽しむことができます。

 

デジタルコンテンツ研究室では、これらに加えて、
調査研究「日本のeスポーツの現状と対策」(村井隆斗)
調査研究+まとめ動画「三重県のコロナ禍におけるごみ排出量の変化」(村上奈穂)
3Dグラフィックス制作「Blenderで四川料理を作る」(ヨウキンセイ)
Webサイト開発「ペットサイトの構築」(ワンジャチャン)
と多岐にわたる卒業研究成果を卒業展本会場で発表しました。

とても楽しく充実した卒業展でした。皆さん、おつかれさま。

(メディ情報専攻 前川督雄)

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