10/28 なごや生物多様性センター祭りに参加しました

2023年10月28日（土）に開催された「なごや生物多様性センターまつり（名古屋市環境局主催）」に参加しました。
このイベントでは、地域の自然を保全する市民団体や教育・研究機関、動物園・水族館などが参加して生きものとの触れ合いや標本の展示、ワークショップなどが行われます。

私たちの研究室（野生動物保全学研究室）もブースを出展し、日頃の活動を紹介しました。

ゼミの学生が淡水魚の説明をするために魚を採集して水槽で展示しました。
生きものを展示するとたくさんの子どもたちが集まってきて説明に聞き入ります。

ゼミ学生の研究対象であるコウベモグラの剥製を展示して来場者に触れてもらいました。
なかなか触れる機会のない動物なので、その毛並みに大変驚かれていました。

ゼミ学生の研究対象であるフェモラータモモブトハムシの標本とクズのツルに幼虫が形成したゴール（虫こぶ）を展示しました。
赤い光沢を放つフェモラータモモブトハムシは大変美しい昆虫ですが、外来種で、三重県、愛知県で分布を広げています。

各学生が現在進めている卒業研究の内容をポスターとして展示、来場者に説明しました。

昨年度に続いて「なごや生物多様性センターまつり」には2度目の参加です。
このイベントでは、参加者同士の交流も盛んで、学生たちも他のブースを見学したり、自身の卒業研究について意見をもらえたりと多くを学ぶことができたと思います。
来年度もまた参加する予定です。

（環境科学専攻　野呂達哉）